Edisonにアクセスする方法

../_images/intel.web.480.270.jpg ../_images/Edison111.JPG ../_images/EA051.JPG ../_images/Edison_top_view.png

1. Edisonに接続する

早速Edisonと通信してみましょう。

Edisonとの通信には2つの方法があります。

  1. USBを使ったシリアルコンソール経由でのアクセス
  2. 無線LANを使ったSSHによるアクセス

慣れてくれば、線を使わない無線LAN経由が便利かもしれませんが、 最初の無線LANのセットアップ等は有線で行います。

それでは、EdisonにUSBを使って接続する方法をまとめます。

2. EdisonとUSBで接続する[ Windowsの場合]

  1. Edisonには2箇所のUSB-MicroBコネクタがあり、それぞれにUSBケーブルを接続する

    ../_images/Edison-USBSetup01.JPG ../_images/Edison-USBSetup02.JPG

    2つのUSBコネクタには機能が違いますのでご紹介します。

    • ①のUSBコネクタはEdisonにアクセスするためのコンソール専用USBコネクタになります。
    • ②のUSBコネクタは、Edison本体が持つUSB機能に接続するためのコネクタになります。

    この、Edison本体が持つUSB機能ですが、EdisonにはUSBスレーブ(例えばPCが親でEdisonが子)と、 USBホスト(Edisonが親でUSBメモリが子)の両方の機能をもっております。

    Edisonのブレークアウトボードでは、①のUSB端子でUSBスレーブ機能とUSBホスト機能両方を実現しています。 また、Arduinoベースボードでは、番号が振っていないもうひとつのUSBーAのコネクタでUSBホストの機能を利用できます。

    ただし、EdisonはUSBホストとUSBスレーブを同時に使用することが出来ない為、 通常時はUSBスレーブと動き、スイッチを切り替えたりケーブルを変えたりするとUSBホストになります。 USBホストとして使う方法は後述でまとめますので、もう少々お待ちください。

    ここではTeraTarmでの使用方法をご紹介します。

  2. デバイスドライバーを表示してCOMポート番号を調べる。

    何か適当なフォルダーを開きます。 アドレスバーに devmgmt.msc と入力して、エンターを押します。

    ../_images/Edison-USBSetup03.JPG

    すると、デバイスドライバーの画面が表示されます。

    ../_images/Edison-USBSetup04.JPG

    デバイスドライバーの項目の中から「ポート(COMとLPT)」をクリックする

    写真の用に、USB Serial Portが表示されていれば、その先の(COM)の数字を確認します。

    ../_images/Edison-USBSetup05.JPG

    なお、複数のUBS Serial Portがある際は、一旦EdisonのUSBを取り外し、 表示から消えた番号でEdisonのCOMポートを確認します。

  3. TeraTarmを起動する

    TeraTarmというフリーソフトのインストールを行います。

    http://osdn.jp/projects/ttssh2/releases/

    最新版のexeをダウンロードし、インストールを行います。 基本機能で問題ないのでインストールは気にせず行ってください。

    TeraTarmを起動すると、以下の画面になりますので、シリアル側を選択します。 ポート番号は先ほど確認したCOM番号を選択してOKを押します。

    ../_images/tera02.png

    続いて、通信速度の設定を行います。上側にあるメニューの設定をクリックし、その中のシリアルポートを選択します。

    ../_images/tera03.png

    シリアルポートの設定では、他のところを触らずポートレートの箇所だけを変更します。115200にを選択してください。

    ../_images/tera04.png

    シリアルポートの設定が図の様になればOK

    ../_images/tera05.png

    コンソールの設定が終われば、試しにエンターを押すと、 edison login:という文字が表示されれば、Edisonとの通信は完了です。

    ../_images/tera07.png

    おめでとう。やっとEdisonと会話することが出来る。

2. Edisonに触ってみる

login表示まで無事に到着した方は、これからコマンドで進んでいきます。

それでは行きます。

  1. edison login: の箇所に root と打ち込みエンター (初期状態ではrootのパスワードはありません)

    ../_images/tera08.png
  2. 写真の様になればログイン完了です。 早速、Edisonの初期設定をしていきます。

    ../_images/tera09.png
  3. コマンド[configure_edison –setup]を入力します。

    ../_images/tera10.png
  • Configure Edison: Device Password
    • デバイスのパスワード(root共通)を設定します。

      ここを設定すると次回のログイン時に必要です。 8~64文字で設定する必要があります。

    ../_images/tera11.png
  • Configure Edison: Device Name
    • デバイスの名前を決めます。SSIDやmDNSを使用時に使われます。

      特に使用しなければスキップも出来ます。

    ../_images/tera12.png ../_images/tera13.png
  • Configure Edison: WiFi Connection
    • WiFiを設定します。

      数秒後に自動的にスキャンしたリストを見せてくれますが、 部屋のWiFiが見当たらない際は0再更新、もしくは1手入力を選択してください。

    ../_images/tera14.png ../_images/tera15.png ../_images/tera18.png

Note

WiFiの設定で失敗、もしくは時間がかかる際は、Edisonをルーターの近くに持っていったり、金属系から遠ざけるなり行ってください。 意外とアンテナ弱いです。もしかするとどこかの設定で強く出来るかも?

  1. WiFIの設定がうまく行ったかの確認をするために コマンド[ifconfig]を入力して、

    wlan0 にIPアドレスがあればWiFiでネットへ繋がったことになります。

    ../_images/tera19.png

5. Edisonを最新にする

さて、何とかWiFiに接続できて、これからだってその前に、念のため色々と最新にしたいとおもいます。

  1. opkg と言うパッケージマネージャのリストを更新します。

    以下のコマンドを叩いてください。

中身は以下のURLになります。

※FW2.1になった際にcore2-32 以外のリストをupdateしてしまうとupgrate時に固まる現象を回避しています。 ※公式の方法や正しい方法は現時点では無い為、この箇所は著者が厳選した結果のリストです。

  1. ダウンロードしたコンフィグファイルを移動します。
  • cp mylist.conf /etc/opkg/

    ../_images/tera21.png
  1. opkgを更新してパッケージを最新のものにします。
  • opkg update

    ../_images/tera22.png
  • opkg upgrade

    ../_images/tera23.png
  1. 数分後〜数十分後に完了します。無事に行けば写真の様になります。

    ../_images/tera24.png

もし何かerrorのような文字があれば、もう一回opkg updateから初めて見てください。

  1. 最後に、試しにgitを入れてみましょう
  • opkg install git

    ../_images/tera25.png

gitとは、変更履歴を蓄えて共有する仕組みであり、近年流行りのgithubやbitbuket等で使うプログラムです。

多くはGithubに登録されているプログラムの最新版をダウンロードする際にgitコマンドを使ったりします。

../_images/tera26.png

こんな感じになれば、インストール完了です。

試しに git と打ち込んでみましょう。

../_images/tera27.png

こんな感じで、ダラダラとコマンドの使い方が表示されればインストール完了です。

お疲れ様でした。Edisonのセットアップはすべて完了しました。




★ 次のセッションへ

提供

ArtifactNoise.

ArtifactNoise

書籍化に向けて頑張り中・・・!

管理情報

初版:2015/06/18 Rev2用に執筆
改版:2015/06/28 書籍に向けて執筆
作成者:Yuta kitagami
連絡先:kitagami@artifactnoise.com
twitter:@nonNoise